府中市議会 2022-09-13 令和 4年第5回決算特別委員会( 9月13日)
府中市病院事業については、こちらは湯が丘病院についてでございますが、この令和3年度決算は、フロー面においては入院及び外来患者数の減少により医業収益が減少し、それに伴って利益も減少しており、前年度に引き続き減収減益となっています。ストック面では、医療支出に伴って企業債発行があったものの、償還額がそれを上回ったために企業債残高は減少しています。
府中市病院事業については、こちらは湯が丘病院についてでございますが、この令和3年度決算は、フロー面においては入院及び外来患者数の減少により医業収益が減少し、それに伴って利益も減少しており、前年度に引き続き減収減益となっています。ストック面では、医療支出に伴って企業債発行があったものの、償還額がそれを上回ったために企業債残高は減少しています。
一般会計では、フロー面において、歳入は56億8,000万円、歳出が62億7,000万円、ともに前年度に比べて大幅に増加しています。
これらのことから、フロー面においては歳入・歳出の減少、ストック面においては基金の増加、債務の減少、比率面においては経常収支比率を除く比率の改善ということが、府中市の平成29年度の決算の特徴と言えます。
このように、平成28年度決算ではフロー面において、府中市民病院改築工事の終了によって歳入歳出規模が縮小したこと、また、地方交付税や地方消費税交付金の減少によって、実質単年度収支において黒字幅が減少し、経常収支比率が悪化したことが特徴と言えます。一方、ストック面については、基金残高の増加、地方債残高の減少、実質公債比率及び将来負担比率の減少など、こちらは財政指標の改善が示されております。
しかし、その一方で、歳入歳出といったフロー面では、市税収入は減少し、自主財源が歳入に占める割合も減少、また、経常収支比率も悪化しております。 府中市は平成26年4月に、市内全域を過疎地域とする市町村として指定を受けました。また、これから府中市民病院の改築という大きな事業もスタートいたします。今後においても引き続き健全な財政運営に努められることを希望いたします。